日中戦争で日本軍は中国にコミットし100万以上の兵士を投入して
勝利することも 戦争を終結に導くこともできませんでした.
またアメリカ軍のベトナム投入前にフランス軍は
北部ベトナム ディエンビエンフー でべトミンに殲滅されました.
このようなアジア大衆の膨大な潜在的エネルギーと戦争自体の不合理性を理解しないままに
アメリカはベトナムへのコミットメントをはじめました(⇒"ベトナム戦争")
若さあふれるアメリカ政権スタッフ(="ベスト&ブライテスト")の発想と行動を捉えながら
アメリカにとってのベトナム戦争を描いたジャーナリズムの傑作.
ベトナム戦争中アメリカの大統領はケネディの暗殺によりジョンソンへと受け継がれた。政界の寝業師と謳われ上院院内総務を取り仕切っていた元副大統領ジョンソンは、大統領になっても、ケネディが集めた優秀な閣僚チームに、たいしては、大統領らしくは堂々とはできなかった。ジョンソンは外交政策に自信を欠き、やがて密室政治化していく。ベトナム戦争の決定事項は、国民には知らされない。もっともジョンソンもそんなには知らされていなかっただろうが。
この本を読めばどのようにしてそんな過程が、進行したかがよくわかる。まさに名著。一気に読んでしまします。